
円 空 仏 拝 観
円空仏拝観
木端の会による作品
円空上人 旅姿

拝観風景
修験・遊行僧であったという円空上人は、観音寺十世円盛上人と親しく、延宝、貞享の頃(1680年前後)、たびたび寺を訪れ、円盛上人から天台円頓菩薩戒師資相承血脈も受けています。
観音寺には、仁王門の中におさめられている3メートルを超える2体の仁王像をはじめ、1,250体あまりの円空仏が残されています。
作品はいずれもその頃のものです。
当時、観音寺の敷地内には蓮池という池があり、そこに檜の大木を浮かばせながら仁王像を彫り、その木片を使って大小の木像を彫ったとされています。
木像を彫り続けるのは、円空上人にとって「造仏作善」の行であり、円空上人が彫ったこれらの像は、仏の本質である「さとり」と「すくい」の両面を備えています。
円空上人独自の造形美と巧みなノミさばきが見事で、心のわだかまりをきれいさっぱり削り取ってくれるような芸術的作品です。
拝観日には、拝観者へ円空仏彫刻・木端の会による円空仏の案内と説明、また教室にて、円空仏彫刻の体験指導(無料)を実施しています。(人数限定)
10名以上の団体様は事前にお問い合わせください。
拝観日・料金
拝観日 | 毎月第2土曜日 |
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時間 | 午後1時~4時 |
拝観料 | 500円(小学生以下は無料) |
円空仏拝観入口

国の重要文化財である多宝塔の横に入り口があります。

荒子観音寺本坊からお入りください。
円空仏彫刻・木端の会

円空仏彫刻・木端の会は「円空さん」の魅力に惹かれたメンバーが荒子観音寺に集まり、
明るく、和やかな雰囲気の中で「円空仏彫刻」を楽しんでおります。
拝観日は、円空仏のガイドと、円空仏を彫る体験会を実施しております。
木端の会の詳細はこちら荒子観音寺
浄海山円龍院観音寺
〒454-0861 名古屋市中川区荒子町宮窓138
電話番号 | 052-361-1778 |
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受付 | 9:00~17:00 |
開門7:00 ~ 閉門17:00 |